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コーポレートガバナンス

基本的な考え方

 当社グループは、経営目標の達成の為に取締役会が行う意思決定について、事業リスク回避または軽減を補完しつつ、監査役会による適法性の監視・取締役の不正な業務執行の抑止、また、会社の意思決定の迅速化と経営責任の明確化を実現する企業組織体制の確立により、株主利益の最大化を図ることがコーポレート・ガバナンスと考えております。

コーポレートガバナンス体制

現状のコーポレート・ガバナンス体制を選択している理由

 当社は、独立性・中立性をもった社外取締役2名を招聘し、取締役会の経営監督機能を強化する他、常勤監査役1名と監査役2名の計3名(うち2名が社外監査役)で構成される監査役会による経営監視体制の強化に努めることが、当社にとって最適であると判断し、現状のコーポレート・ガバナンス体制として、監査役設置会社の形態を採用しております。
 また、監査役の機能強化に向けて、独立性の高い社外監査役の選任、財務・会計に関する知見を有する監査役の選任を行っており、監査役は取締役会や他の重要会議に出席し、取締役の業務執行の監視する他、必要に応じて会計監査人及び内部監査室との協議を行い、経営監視体制の強化に努めております。

コーポレートガバナンス体制図

コーポレートガバナンス体制図

社外取締役(監査役)の選任理由および出席状況

氏名 選任理由 2024年5月期における取締役会、監査役会への出席状況
社外取締役
福田 正
メディアや出版業界での豊富な経験を有しており、デジタルコンテンツやマーケティングに関する深い見識を有しております。当社グループの持続的成長を推進するにあたり、独立した立場から経営の監督と助言を行う適切な人材であると判断いたしました。 -
社外取締役
岩田 明子
記者として長年に亘る政治・外交分野での取材経験を持ち、解説委員や主幹を歴任した後、フリージャーナリストとして活躍しており、多くのメディア関係者や業界リーダーと強力なネットワークを持っております。当社グループの持続的成長を推進するにあたり、同氏はメディアや世論の動向を的確に捉え、広範・公正な視点で経営の監督と助言を行う適切な人材であると判断いたしました。 -
社外監査役
𠮷川 信哲
ソフトバンク株式会社を始めとする同グループ会社における業務や監査役としての経験を通じて培われた幅広い経験と見識を監査に反映することを期待し、適任であると判断いたしました。 取締役会18回中18回
監査役会18回中18回
社外監査役
星野 正司
公認会計士としての資格を有しており、財務及び会計分野に対する豊富な経験と幅広い見識を監査に反映していただくことを期待し、適任であると判断いたしました。 取締役会18回中18回
監査役会18回中18回

取締役及び監査役のスキル・マトリックス

氏名 役職 企業経営、
経営戦略等
営業、
マーケティング
技術、IT グローバル 財務/会計 人事・労務/
組織開発
法務・
ガバナンス
ESG、
サステナビリティ
植田勝典 代表取締役会長
杉山浩一 代表取締役社長
田中勝 専務取締役
福田正 社外取締役
岩田明子 社外取締役
片貝義人 監査役
𠮷川信哲 社外監査役
星野正司 社外監査役

自社のサステナビリティについての取組みに関する開示

 当社グループは中長期的な企業価値向上の観点から、サステナビリティを巡る課題への対応は重要な経営課題であると認識しております。現在推進している太陽光発電やブロックチェーン技術を用いたエネルギーマネジメントシステムの構築のみならず、AIやRPA等の技術を活用した人的作業の省力化に繋がるサービスの提供などサステナブルな社会の実現に貢献する各種サービスの開発及び品質向上に努めてまいります。
 これらの事業推進に必要な人材については、人材育成方針及び社内環境整備方針に従い、積極的な採用活動の継続等、人的資本への投資を行っております。また、知的財産への投資については、継続的なソフトウェア資産への投資が、競争力及び付加価値の向上、当社グループの継続的なサービス提供に資するため、毎年一定水準額の投資を行っております。