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社長インタビュー

新たな飛躍のための準備は完了しました。
来期は、時代にアジャストできる強みを発揮し、成長の一歩を刻みます。


株主の皆様におかれましては、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。第30期(2017年6月1日から2018年5月31日まで)の業績および、今後の取り組みと展望につきまして、ご報告申し上げます。

当期は次の飛躍のために、いったん姿勢を低くすることが必要でした。

 当期の実績において、利益につきましては増益したものの、売上高については、クリエーション事業、ソリューション事業ともに減収となりました。この1年間は次の成長のための準備に費やしてまいりました。その仕組み作りを終えることができましたので、来期以降の成長には自信を持っています。株主の皆様には、ぜひご期待いただきたいと思います。

店頭アフィリエイトサービスや海外部門を整理し終えました。

 当社グループは、スマートフォンの普及とともに「店頭アフィリエイトサービス」に注力してまいりました。このサービスは携帯電話販売店に来店する顧客に対し、店頭スタッフが各種コンテンツを説明し、会員登録に至った件数に応じて成功報酬を獲得するビジネスモデルです。しかし、昨今の厳しい経営環境を鑑みた結果、同サービスを事業譲渡しました。
 また海外部門も現状では将来の成長戦略が描けていない現実を見据えて、前期にはインド、当期には中国を整理しました。そうして身軽になった上で、当社の経営資源をすべて今後の成長が期待できるスマートフォンやAI、IoT 関連に集中する体制を整えました。

クリエーション事業・コンテンツ部門の陣頭指揮に立ちます。

 当社は、当期において事業分野をクリエーション事業とソリューション事業に再編しました。クリエーション事業とは、自社で保有する権利や資産を活用するサービス。そしてソリューション事業はクリエーション事業で培ったノウハウを活かした受託開発等の IT ソリューションサービスとなります。
 ソリューション事業は、当期から私が本部長を兼任することで、利益を生む構造を確立させてきました。また、本年3月1日からはクリエーション事業をテコ入れをするために、同事業の中のコンテンツ本部長を私が兼任し、陣頭指揮を執ることといたしました。
 具体的には、売り上げの基盤となるスマートフォン向けアプリ(渋滞情報、電子書籍、ゲーム、フリーマーケット、女性の体調管理など)のマネタイズや、集客の戦略を推進してきた他、パートナー企業と連携し、新しいビジネスモデルの創出に注力しております。

市場の豊洲移転で鮮魚EC サイト「いなせり」が本格稼働します。

 ビジネスサポートサービスについても大きな成長を見込んでいます。その一つが、鮮魚の流通革命となるEC サイトの「いなせり」です。2016年6月の設立以降、2年以上の豊洲市場への移転延期によって利益を生むことができませんでしたが、ようやく本年10月11日の豊洲移転によって本格稼働を見込んでいます。
 「いなせり」は、築地市場内に店を構える数百の水産物仲卸から直接食材の仕入れができる料理人や飲食事業者専用の電子商取引(EC)サービスです。その最大のメリットは、仲卸業者が持つ旨い魚に対する「目利き」「安全・安心」などのノウハウを商品と共に提供できる点にあります。
 現状、市場への注文は対面とファックスと電話が中心ですが、豊洲は築地と比べ交通が不便なことから、移転を機にインターネットを活用した「いなせり」の利用が大きく伸びるものと確信しています。
 この仲卸業者と手を組んだ鮮魚のEC サイト「いなせり」は、大いなる成長が見込めるものと思っています。将来的には、飲食店など法人向けだけでなく、一般消費者向けも視野に入れ、鮮魚の流通革命を実現して行きたいと考えています。

キッティングビジネスでも事業領域が拡大しています。

 もう一つ今期以降の成長が期待できるのは、キッティングというビジネス分野です。これは企業によるスマートフォン、タブレット導入時に、セキュリティや指定アプリ、アドレス帳など必要なカスタマイズ設定を一括で行うサービスです。効率的に自動でキッティングを行うツールの開発・販売・保守を行っているプロモート社を2年前に当社グループに迎え入れましたが、最近、キッティングに関連する分野での売り上げが急成長しています。
 具体的には、PC1台にスマートフォン20台をつなげて、自動で個別の設定を実施できるツールを開発し、携帯電話販売代理店にお使いいただくライセンスビジネスです。現在はツールの販売に留まらず、キッティング業務やそれに伴う派生ビジネス等、サービスの幅を広げています。
 従来、一般的なキッティングツールはアンドロイドが主流でiOS は未対応なツールが多い中、私たちのキッティングツールはiOS とアンドロイドの両方に対応できるため、その点が支持され受注の幅を広げているとともに、大手キャリアも当社のキッティングツールを導入する動きになっています。

長期保有の株主様に報いてまいります。

 株主の皆様方には、ここ数年当社グループの業績に対して
大変不甲斐なく感じておられたことと思います。 当社といたしましては、
保有し続けてくださっている株主様のご期待に必ず報い、
「長期保有してよかった」と思っていただけるように全力を尽くしてまいります。
 当社グループは、IT 社会の変化に常にアジャストすることで、
今日まで成長してまいりました。今後ますますIoTやAIの普及が
進み、無線通信も5G(現在の通信速度の100倍)になろうとし
ています。当社グループのどんな変化にもアジャストできる強み
を発揮し、この新しい時代に対応できる豊かなサービスを提供し、
年輪のように毎年成長し続ける「年輪経営」を邁進していく
所存です。引き続きご支援ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。


2018年8月
日本エンタープライズ株式会社
代表取締役社長 植田 勝典

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