仕事をしていく上で重要なことは、「自分で考え、自分なりの発意・発想をもち、これを試し実践していく」ことではないかと思うのであります。
たとえ上司や幹部の方たちに一方的に言われた仕事でも、これを十分に理解し自分なりに工夫し、さらに一歩進めようという発意・発想を持つようにしたいものです。
この繰り返しが、遂には自分で道を切り開いていく、自立した商人としての力を高めていくと思うのです。
和歌山県にある高野山は、天下の霊場として誠に有名ですが、私も先祖の墓参りに行く時つくづく思うのは、すごく行きにくい辺鄙(へんぴ)な所です。
1150年以上も前、弘法大師(僧空海)がここを霊山として一大拠点にしたのは、よほどの「念」(思い)があったからです。
私たちは毎日仕事をしています。弘法大師の万分の一でも、朝一番から「自分なりに最大限の一念」を持って仕事に当たっていけたらいいなと心から思い、また日々、精進していきたいものです。